これから色々な芸術家たちを紹介していこうと思っておりますが、
その第一回目を飾るのは誰もが知るギロックというアメリカの作曲家です。
ギロックといいましても、楽器に触れたことがない方は知らないかも
しれませんので、まずは簡単な説明からしたいと思います。
ウィリアム・ギロック
ウィリアム・ギロック(William L. Gillock、1917年7月1日 – 1993年9月7日)は
ミズーリ州ラッセル(en:La Russell, Missouri)に生まれた。
同州ファイエットのメソジスト・カレッジ卒業後、ルイジアナ州ニューオーリンズで
ピアノ教師となった。
後半生はテキサス州ダラスに移り、作曲活動だけでなく、全米音楽倶楽部連合会の
会長を務め、ピアノ教師のための講習会でアメリカ全土を訪れた。ダラス郊外の
デソートで死去した。ギロックは音楽教育分野の作曲の第一人者で、メロディーの
美しさから「教育音楽作曲界のシューベルト」と呼ばれている。
私の第二の祖国でもあるアメリカの作曲家なんですね。
アメリカ人作曲家でよく知られている音楽家といえば、ほかにもガーシュインや
ウエストサイド物語の音楽でも有名なバーンスタインなどがいますが、
特有なジャズの要素を取り入れている作曲家が多いですね。
少し「遊び」を利かせるではないですが、ギロックの音楽は形式的なヨーロッパの
クラシック音楽とは異なります。
ちょうど良い度の遊びを利かせたお洒落さん。
そんなイメージ。
わたしも生徒たちには異国の香りを漂わせる色彩豊かなギロックの作品を発表会に弾かせています。
じゃあ、いったいどんな音色なの?
どんな作品があるのか、聞いてみましょう。
うわぁ~なんだか楽しくて
なにか新しいことをしたい感じ。
心あらわになんだか踊りたい気分?
そんなワクワクする気持ちになってもおかしくないです。
それがギロックの特徴。
話は少しずれますが
音楽を聴くという行為は脳内でいう「デフォルトモードネットワーク」に近く
脳はなにも考えていないときにでもその7割は活動しています。
そんな一見、動いてはいなさそうで、でもしっかりと作用している脳を
音楽を聴いて更に開花させてはいかがでしょうか?
非日常を日常に。
わたしたちの「ひらめく」時間を毎日の日課に、練習するだけでなく
これから色々なものを一緒に聴いていきましょう。
ちなみにギロックを練習しているみなさん。
こちら必見です。簡単にコンテストに出れるのでぜひアップしてみてくださいね。
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