みなさん、こんにちは。

まだまだ寒い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。雨にもマケズ風にもマケズ。

わたしたちピアノユニット「ルノンキュル」はこれまたとてつもなく寒く北風が吹き荒れるとある先日、突如、新鳥栖駅に出没し1時間ほど演奏してきました。

無言実行を目標としている私の突然の依頼にも即答で着いてきてくれました相方のAKANEには大感謝~♪手もかじかみましたが、どんな状況に置いても、わたしたちの音楽をどうしても、伝えたいという気持ちがあれば、なんとかなるんだと実感しました。そして、あとあと、この何気ない駅演奏のお陰でとっても救われることが起こるとは知らずにこのときは必死でしたが、偶然に駅を通りがかった方々に足をとめていただき、拍手までしていただき、終わった頃には強風のことも忘れ、ただただ感謝の念でいっぱいでした。

そんなわたしたちの演奏がこちら↓

演奏は少しでごめんなさいね。なぜに私が駅ピアノをしてみたかったといいますと、発端はNHKで放送してあるこちらの空港ピアノ・駅ピアノ特集でした。

https://www4.nhk.or.jp/P5389/

これを機に今や、東京にも数多くのピアノが駅に置いてあるのかなぁとピアノ弾きには嬉しいニュースです。こちらの番組はチェコやプラハ、ロスなどに置いてある誰でも弾いて良いピアノを演奏する人々の人生背景を簡略してショートドキュメンタリー映像で、なにが印象的かといいますと、みなさんの演奏技術、表現力のレベルが半端ないのです。これだけ、芸術や音楽が街に浸潤しているという事実に私は留学時代を思い出しました。どんなお家にもピアノが必ずあり、クリスマスや行事ごとで人が集まると家族や親戚一同みんなで演奏しあったり、それに合わせて歌ったりするのです。こういうのって、非常に人間的でそんな非デジタル的な海外の文化が大好きなのです。

先日、海外の友人にこんなことをいわれました。日本人って新しいもの好きだよね。電化製品に、車に・・・そのお陰で新しいものが開発され、先進国に仲間入りできたのだろうけど、ヨーロッパやアメリカは歴史ある古い建築物、絵画、音楽にもっと価値を見出しているんだよ。と。確かに一見、そうだなと思いました。でもね、中には私みたいな人間もいるよ。恐らく音楽や芸術を愛する人達は以下に古いものに価値があるかご存知だと思います。ちなみに、私は新しい現代的な建築物、モダンなものも勿論好きだし、でも、古い建築物、古いアクセサリー、アンティークものにはもっと惹かれます。話がそれましたが、ピアノという楽器もデジタルな電子ピアノとは異なった魅力が詰まっており、そこから奏でられる音色は電気を通す音よりか、温かく癒やされます。

だからみんな、ピアノが好きなんだーっ!

納得!!!

そしてNHKの駅ピアノの見どころは誰が何を演奏しているのではなく、どんな人がどのような気持ちで演奏しているかというところです。感動するするですので是非、一度見てみてください。15分という長さも録画しやすいし、ちょうど気分転換にはいいです。

次回は4月8日@シチリア島だそうです。

おすすめです。