Playing Piano at ‘Feldman Meets Freq.’ on 18th Feb at Kyushu University Ohashi Campus.

わたしの音楽観を変えてくれたモートンフェルドマン。彼から影響を受けた多くの弟子たちとその作品を演奏することができ、この機会を有難く思っています。九州大学関係者の皆さま、どうもありがとうございました。

演奏中、自分の音を聴いていると、なんだかフェルドマンの血統といいますか、彼の音楽的信念を作品の残響に感じた気がしました。

フェルドマンの歩んだ関係性=ファミリーに仲間入りしていました。

今夜は久しぶりに音欲を楽しんだ満月でした。

ありがとうございました。

(^^)

以下のイベントで少し演奏させていただきます。
ご興味おありの方はどうぞ〜🎹

1日券:2,200円(一般)、1,100円(学生及び九大教職員)3日間通し券(20枚限定):5,500円(一般)、2,750円(学生及び九大教職員)
チケットURLはpeatixでのみ販売します(当日券の販売はありません)。

Tickets:
https://feldmanmeetsfreq.peatix.com

九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座では、この度の音響特殊棟の改修を記念した最初のコンサート・シリーズに皆様をお招きします。このコンサートでは、これまで20年にわたりメディア・テクノロジーから生まれる音を追求してきたイベント freq と共に、作曲家モートン・フェルドマンとアメリカの実験音楽が日本の現代音楽や電子音楽、中でも福岡を拠点とする作曲家や演奏家、に与えた深い影響を紹介します。フェルドマンとその仲間たち、そして彼の弟子たちによる美しいパターン、複雑でありながら静かで奥深い音楽、そしてフェルドマンに影響を受けた音楽を、福岡と日本の優れた現代音楽家や電子音楽家たちの演奏でお聞きください。

*本コンサートは、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、実施内容を変更する可能性があります。変更の場合はウェブサイト、メールなどで告知いたします。安全にコンサートを楽しんでいただくために、すべてのお客様に口と鼻を覆うマスクを着用していただきます。熱や風邪の症状のある方は、ご自宅で安静にしていただくようお願いします。福岡県外からお越しのお客様は、入場前に必ずPCR検査で陰性であることをご提示ください。


2 月 18 日(金) 19時:「フェルドマンの残響」
演奏者:福岡カンマーフィルハーモニー (Fukuoka Kammerphilharmonie)
Gumi(ピアノ)、松隈聡子(ヴィオラ)

曲目
モートン・フェルドマン「Projection 1」(1950)(vc)
近藤譲「Three Songs from ‘New Buds On the Elderberry Tree’」(cl)
バーバラ・モンク・フェルドマン「Clear Edge」(pf)
モートン・フェルドマン「Viola in my Life 3」(1970) (va,pf)
藤枝守「植物文様第 24 集〜In a Chromatic field」(2014) (cl, vn, vc, pf)
休憩
リンダ・カトリン・スミス「Meadow」 (vn, va, vc)
ブニタ・マーカス「Lullaby for Morton Feldman」 (pf)

2 月 19 日(土) 13時:「フェルドマンのピアノレガシー」
演奏者:井上郷子(ピアノ)

曲目
モートン・フェルドマン:「ピアノ曲」(1964)
リンダ・カトリン・スミス:「白いレース」(2018)
ゼミソン・ダリル:「besos y volcanes」(2008)、「be」(2020・初演)
近藤譲:「柘榴」(2020)12分

2 月 19 日(土) 19時:「日野浩志郎+中川裕貴」
演奏者:日野浩志郎、中川裕貴

2 月 20 日(日) 13時:「無響室/残響室(日野+城)」
演奏者:日野浩志郎、城一裕

2 月 20 日(日) 19時:「フィナーレ:パレ・ド・マリ」
演奏者:井上郷子(ピアノ)、大場秀毅(ヴァイオリン)

曲目
フェルドマン「Palais de Mari (1986)」(ピアノソロ)
ゼミソン「歌枕2:アルナルダールル(2018)」(vn,pf,a/v media)