みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって実りある年となりますように。
どうぞ宜しくお願い致します。
ここで告知させていただきますが、ましては日本では
聴くことのできない巨匠ジョン・ゾーンのゲリラ即興ライブCOBRAと
テリー・ライリーのIN Cが演奏されます。
ゾーンはニューヨークでも健在だと思いますが、彼のこの作品はプロンプターという
指揮者のようなリーダーが中心となり、厳選された複雑なルールの元、
わたしたち奏者がひとつになり即興演奏していきます。
そのルールという演奏法はどこにも出版などしていないので、
演奏者のわたしたちも他言無用で練習を行わなければなりません。
果たして、わたしはちゃんと演奏できるのか・・・!
汗
一度演奏は、したことありますが内容はなんとなくしか覚えていない・・・汗
こんなことを1週間前に公言していいのか?って話ですが、
いいということにしておきます。練習したからといって、COBRAもIN Cも本番での
演奏者みんなとの間に奏でられる音に対しての調整や柔軟性が必要になってきますので、
うまくひけるとは限りません。と、開き直ってどうなる!?
みなさま、本番乞うご期待くださいね。
何から何まで謎めいておりますので、まさに
ゲリラ戦争!
とでもいっておくことにしよう。
2020年1月25日(土曜日)13:30開場 14:00開演
@九州大学大橋キャンパス多次元ホール
今回もプロンプターに巻上公一さまさまをお呼び致します。
以下、FBページより引用させていただきます。
COBRAの簡単な説明も許可のもと、転載させていただきます。
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藤枝守退官記念コンサートシリーズ「多次元リザウンディング2020」
〜CONCERT 1「In C vs COBRA」〜
一定のリズムを刻むパルスのうえで53の音型を即興的に繰り返すテリー・ライリーの《In C》。
プロンプターによるカードの指示にしたがってスピード感あふれる即興演奏が展開されるジョン・ゾーンの《コブラ》。
藤枝研究室が福岡で幾度も演奏会を企画してきた両作品は、
対照的な響きを奏でつつも、ジャンルを超えた参加型のスタイルにより、
地域の演奏家を取り結ぶプラットフォームのような役割を果たしてきました。
本コンサートではそうした演奏家のコミュニティに《コブラ》の第一人者であるヒカシューの巻上公一を迎え、
アメリカという風土が生んだ即興音楽の記念碑的作品を多次元ホールに響かせたいと思います。
「コブラ」の簡単なご紹介・・・
アメリカのカリスマ・ミュージシャン、ジョン・ゾーンにより作曲された「コブラ」(1984)は、
ゲーム的な要素をもつ即興演奏のための作品です。プレイヤーたちが決められたジェスチャーによって演奏の展開を意思表示し、
それをもとにプロンプターが19枚のカードを使って演奏の指示をしていきます。
目まぐるしく不連続的に繰り広げられるコブラを是非体感しに来てください。
動画はジョン・ゾーンがプロンプターをつとめたコブラの演奏です。
2020年1月25日(土)13:30open 14:00start
九州大学大橋キャンパス多次元ホール
入場無料
【曲目】
テリー・ライリー:In C(1964)
ジョン・ゾーン:COBRA(1984)
【出演】
巻上公一(プロンプター)
avan(ベース)、Gumi(ピアノ)、足達英明、内田瞳(トロンボーン)、内田遼(トロンボーン)、木下隆也(アコーディオン)、河内和彦(コーチK)(エレクトリックベース)、髙木伸之(トランペット)、武井庸郎(ドラムス)、寺内大輔(リコーダー、鍵盤ハーモニカ、声、打楽器、ほか)、中村勇治(バスクラリネット、ソプラノサックス)、渡辺融(土笛) ほか
巻上公一/
1956年熱海市生まれ。超歌唱家、即興演奏家、プロデューサー、作詞家、作曲家。非言語的声帯術を駆使し、歌手に留まらないヴォイスパフォーマーとして国際的に高い評価を得ている。異なる2つの音声を同時に発するトゥーバ共和国やモンゴル国などの伝統的な歌唱法ホーメイの研究者・歌手としても知られている。1979年、「20世紀の終りに」でレコード・デビュー以来、今なお特異な活動を続けるノンジャンル音楽ユニット「ヒカシュー」のリーダー。日本トゥーバ・ホーメイ協会代表、日本口琴協会会員、人体構造運動力学「操体法」インストラクター。1995年に現代音楽や前衛音楽を扱うニューヨークのレコード会社「TZADIK」から出したソロアルバム「KUCHINOHA」をきっかけに、欧米のコンテンポラリーミュージックのフェスティバルに招聘されるようになる。表し難いことを千変万化の声やからだの音に託し、歌唱の可能性の拡張をめざす「超歌唱法」の実践・普及活動として、ホーメイを教える催しや巻上公一のボイス・パフォーマンスのワークショップ、「JAZZ ART せんがわ」のプロデュースなどに取り組んでいる。ニューヨークからトゥーバ共和国まで、世界を舞台に独自のスタイルで活動を続けている。
✳︎藤枝守退官記念コンサートシリーズ「多次元リザウンディング2020」
2001年、旧・九州芸術工科大学(現・九州大学大学院芸術工学研究院)に赴任した作曲家・藤枝守が、18年にわたる教職を経て本年退官を迎えます。その間、学生とともに数々の企画を繰り広げてきた大橋キャンパスの「多次元ホール」にて、学内最後のコンサート・シリーズ「多次元リザウンディング」を開催します。代表作・植物文様をはじめ、テリー・ライリーやジョン・ゾーン、ルー・ハリソンといったゆかりの作曲家たちの作品を、学内・地域の演奏家を中心に、巻上公一やパラグナ・グループなど親交の深いゲストを迎えての三つのコンサート。藤枝守の最終講義や退官記念のレセプションも併せて開催されますので是非足をお運びください。
入場無料
会場:九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟多次元ホール
*3/21コンサート後のレセプションパーティのみ、会場:九州大学大橋キャンパスデザインコモン 会費制:1人6,000円(学生3,000円)*
CONCERT1
In C vs COBRA
1月25日(土) 14:00開演(13:30開場)
CONCERT2
ガムランの般若心経
3月1日(日) 14:00開演(13:30開場)
CONCERT3
植物文様クロニクル2003-2019
3月21日(土) 15:00開演(14:30開場)
藤枝守最終講義「植物文様の軌跡」
3月21日(土) 13:00開演(12:30開場)
藤枝守退官記念レセプションパーティ
3月21日(土) 19:00開始(18:30開場/21:00終了)
お問い合わせ:mflab9@gmail.com
*レセプションパーティに参加される肩は、3月7日までにメール、あるいは下記申込フォームにてお申し込みください。
会費のお支払いは、当日受付にてお願いします。
レセプションパーティお申込フォーム:https://forms.gle/mJEJtz7RN3CWosK7A
それでは~!